幽霊バス

今日はいつもと違う場所で作業していたから、いつもと違うバス停から乗って帰ったんですが、終バス近く、10分ほど迷ったあと見つけたバス停は高速脇で工事中みたいな感じで、やってきたバスは乗客は俺意外に3人ほど、窓は全て結露していて外は車や街灯の明かりがなんとなく見えるだけ。乗る人がいないところは飛ばすから、真夜中のバスは速い。こういう人の少ないバスの独特の空気が好き。(バス自体は乗り物酔いしやすいから嫌いなんやけど。) 1か月ほど前、遅く起きて昼間から登校したときに、一旦地下鉄駅でバスを乗り継いでいるんだけれど、最初のバスがかなり混雑しててうんざりしながら乗った次のバスが真昼間なのに薄暗くて(電灯は半分しかついてなかった)、車両も旧式で、俺のほかには誰も乗ってなかった。どっちを向いても新しくてきれいなシンガポールのまちに突然現れた幽霊バスで、乗ってるうちにもっと泥臭かった時代のシンガポールにタイムスリップとかするやつや、と思いながら10分くらいで大学最寄りについたのでなにごともなく授業に出ました。